モノが作られるプロセス -signe Chanel-

モノが作られるプロセス。それが舞台であっても、料理であっても、洋服であっても・・・私は本当に心トキメキ、ワクワクしてしまいます。私の母方の祖父は、レザータンナー。私の父は、生前、人形メーカーでした。やはり血なのでしょうか。最近、そんなワクワクするドキュメンタリー映画に出逢い、そのうちの一つをご紹介します。『signe Chanel』 Chanelの洋服、その中でも特別に手のかかる、オートクチュールのコレクションが仕上がるまでを追ったドキュメンタリーです。おばちゃまたちが、雑談したり、文句を言ったり、気分転換にお菓子をつまんだりしながらも、最高レベルの技術でひと針ひと針仕上げていく・・・パリの小さなアトリエ。この人しか今は作れる人がいないという、ガロン職人であり、農場を営むマダム・プージュー。彼女の言葉・・・『人は能力を制限しがちね。人間の限界なんて、自分の思い込み次第よ』 『明日は雨だから、干し草を取り込まなきゃ。シャネルよりそっちの方が大事よ』