男性へのギフトとしても好評いただいている、lopiのポケット付きNotebook。今までの、鮮やかな半透明の紙とは一変。一見、コットン生地にも見えるテクスチャーの紙を使用し、落ち着いた雰囲気に。Lopiのホームページのバックも、実はこの紙を使っています。
2009.9.29
コットン?紙?
2009.9.17
和綴じも洋に
これはNYの学校で製作したNotebook。日本人の私が、アメリカで和綴じを習うなんて不思議な感覚でしたが、それまでに和綴じのバリエーションを習う機会がなかった為、受講してみました。素材は、学校が用意する物か、各自で使いたい物を持参する。ということでした。当日になってびっくり。私以外の生徒は皆アメリカ人だったのですが、全員、和紙や、金魚などの和のプリント柄の紙を持参。洋紙、レザーを持参したのは、日本人の私一人。クラスメイト達と笑ってしまいました。母国のものよりも、お互いに新鮮に映るのでしょうか。近い将来、新作として、Lopiの商品に加えられたらと思っています。
2009.9.9
Vintage Book 1
この本は、私がNY留学中に出逢ったヴィンテージ本です。その時代ならでは。という雰囲気のお花の挿絵が印刷され、そのお花にまつわる詩と共に紹介されています。表紙はもちろん、本文紙自体の劣化が激しく、まずは修復してから製本することに。本の製本は、まず本文と表紙を取り外し、糸をカットしながら、綴じ付けられている本文を、折り帳の状態にバラす所から始まります。
この本の場合は、一折一折に開けられた目引き穴(糸を通す為の穴)がとても大きく、そして乾燥したパリパリとした紙の為、ページをめくる度に、そこから亀裂が入ってしまいました。触れるごとにボロボロと崩れてしまう、まるでビスケットのような状態の紙でした。そこでまずは一ページ一ページ糊入れをし、紙自体を強化するところからスタートしました。