PROFILE

about Lopi ロピについて

Lopiの商品に使用するレザーは、
今では大変希少となっている小判のカーフスキンとキッドスキン。
私の祖父のタンナーで鞣し・染色をした
ハイクオリティでカラフルな一枚革です。

革本来の風合いを生かした仕上げのため、
その分デリケートでキズに弱いですが、
手に吸い付くような風合いと透明感のある発色、
使う毎に味わいが増すのが魅力です。

日本やニューヨークで学んだ製本の技術を使い
一つ一つハンドメイドしております。

日本人の手で生み出された革と、
量産品にはないデザイン・カラーバリエーションをお楽しみください!

Lopi exclusively uses rare, small-size calfskin and kidskin.
The leather had been distinctly tanned and dyed by my late-grandfather’s tanner, piece by piece.
Each high-quality leather conveys its own unique color.

The leather is processed to bring out the natural texture.
Its delicate, smooth surface may be susceptible to scratches at times,
but is warm to the touch and ages beautifully with vibrant colors.

Each item is uniquely handcrafted with leather made in Japan
with bookbinding technique I learned in Japan and NYC,
well-thought designed and wide color variation
that no mass-produced item can deliver.

Enjoy your one-of-a-kind leather items !

関口育世
Handmaded for you by Ikuyo Sekiguchi

about Leather 皮革について

Lopiで使用するレザーは全て国産。タンニンとクロムの複合なめしを施した、ハイクオリティなレザー。染めは本染め。仕上げは、アニリン仕上げ、マット仕上げ、型押し、スウェードと様々です。種類はカーフスキン(仔牛皮)とキッドスキン(仔山羊皮)。いずれも薄手でキメが細かく、デリケートなのが特徴です。使うほどにしなやかさと味わいが増す、革ならではの風合いをお楽しみください。

about Bookbinding 製本について

製本とは、ヨーロッパ発祥の伝統技術。その昔書店では、バラバラのままの折り帳の状態で本を販売していました。その一折一折をかがり、見返しをつけ、表紙をつけ、一冊の本に仕立てるのが製本家の仕事でした。本の形で店頭に並ぶようになった現在でも、重要文化財の本の修復や、自身の蔵書をオリジナルの一冊に仕立てたり、身近な場面では、旅行記や自分史を一冊に仕立てたり…製本の技術は今でも様々な場面で息づいています。

関口育世 Ikuyo Sekiguchi :
大学卒業後、約10年間、母と共同経営の一枚革専門店、レザーショップ「IMET」にて一枚革の仕入れ、接客、販売、展示会・ワークショップ運営を務める。
祖父の経営していたタンナー(革の鞣し・染色工場)のレザーは、業界でもトップクラスのハイクオリティなもの。豊富なカラーバリエーションと、その絶妙な色合いは他に類をみないと言われていたほど。
「祖父のライフワークであるこのレザーを使って、自分の手で何か作ることが出来たら」と思っていたところ、製本に携わるお客様と出会い、導かれるように製本の世界へ。
子供の頃からステーショナリーが大好きで「この製本技術、革を使い、ステーショナリーを作りたい」と思い始め、製本家に師事。
技術習得、製作を続け、2008年Lopiをスタート。
2008年 Center For Book Arts (New York)に2ヶ月間留学。