先日、Zwillingeというブランドで制作活動をしている友人による、紙染めのワークショップに参加してきました。彼女はドイツにて、製本技術と、伝統的な紙染め”クライスターパピア”の技術を学んできた経験があり、そのオリジナルの紙は、表面は滑らかなのに奥行きのある立体的なもので、初めて見せてもらった時の新鮮な驚きは今でも忘れません。そんな彼女が学んできた紙染めを体験できる貴重な機会とあって、参加してきました。指・爪・筆・くしゃくしゃの紙・・・。材料も道具も身近なものを使ってできるというクライスターパピアですが、人の数と同じだけ、またそれ以上の模様のバリエーションが生まれるという、とても興味深く可能性に溢れ、また温かみのある技術でした。自分で染めた紙が手元に届きましたら、またご紹介したいと思います。素敵に仕上がっていることを願って・・・。
2010.2.16
ドイツの伝統的な紙染め
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