2010.9.17

New York -セントラルパーク-

フリーのJazz LiveやPotluckパーティ。トランペットの練習をする人や、ジョギングをする人。はたまたお昼寝に来る人・・・。夏のCentral Parkには思い思いに楽しむニューヨーカー達でいっぱいです。4回訪れた内の3回が真冬のニューヨークだったので、この2年前の夏が、私にとって初めてゆっくりと満喫できた時でした。レンタサイクルのお店がパーク内にいくつかあるので、夏は自転車でパーク一周をお勧めします。(私はあまりの気持ち良さに2周しました。)東京の夏には感じることの出来ない、爽やかな風に吹かれながらペダルを踏めば、気分はすっかりニューヨーカーです。Central ParkもまたManhattan島と同様、そのエリアエリアで色々な顔を楽しめます。


from the top of the Rockfeller, 2008

2010.9.7

ドイツの伝統的な紙染め -仕上がり-

今回はちょっとNYの話題をお休みし、2月にご紹介しました、Zwillingeのお2人による紙染めのワークショップ。その時私が染めた紙が仕上がってまいりましたので、ご紹介致します。こうして仕上がった紙を見て思うのは、迷いなくリズミカルに、筆やボール紙(模様を作る為に使いました)を動かしたもの。そして、立体感を出す為に、たっぷりと糊と絵の具をのせて作業したもの。これが、より糊染めの紙らしい立体感や魅力が引き出されるコツなのかな。と思いました。そして一番は、筆然り、紙然り、この紙染めに適した道具と材料を使うこと。これに尽きると思います。物作りは道具と素材から。この事を改めて実感できた、貴重な機会でした。(Zwillingeの商品は、吉祥寺OUTBOUNDにてご覧いただけます。)

2010.8.23

NewYork -学校-

エレベーターを降りて右側がBookbinding(製本)のスペース。左側がPrinting(印刷関係)のスペース。私が通っていたのは、ビルのワンフロアにある学校でした。そこの学校には、講師とスタッフ、生徒の他、スタジオの設備を借りながら自分の作品を制作している人もいました。Workshopは、月曜~金曜までで一区切りのクラスと、土日クラス。中には一日でシンプルなスケッチブックを仕上げたり、紙を染めたりというクラスもありました。私は、すでに日本で製本経験があったのですが、どれも興味を惹かれるクラスばかりでした。

6クラスほど受講した内、中級以上の人達を対象としたクラスがありました。学んだ技術はもとより、それ以上に、このクラスを通して出逢った先生と生徒の方達には、私に大きな学びと刺激を与えて下さいました。

写真は、この学校に住み着いていた長老猫Lissie。英語のデモンストレーションと長時間の作業で、私が疲労困憊している時、何度も様子を伺いに来てくれた可愛い子でした。


Lizzie