2012.2.9

写真洗浄

現地では、ボランティアの方達の手によって、着々と写真洗浄が進められているようです。この中の何枚かは、先日発送したLopiのアルバムに納められるのでしょうか。

2012.2.2

Lopiのアルバムbook、岩手へ

フランスの製本家シュン・エヴラール(Sün Evrard)さんからの提案で、私が所属している東京製本倶楽部運営により、被災地の瓦礫の中から発見される写真を納めるアルバムを創作して贈る、というプロジェクトが開催されることに。Lopiも参加いたします。「おかえりプロジェクト」展は、3月3日~3月25日まで岩手県立美術館で開催ののち、4月5日から4月8日まで大船渡市民文化会館で開催。その後、被災地のみなさまへアルバムが届けられる予定とのこと。世界中の製本家のアルバムが一同に会す機会、チャンスがございましたらお立ち寄り下さい。発送するアルバムは、今朝箔押しをして仕上がりました。HawaiiのFMラジオ、KCCNを聴きながら制作していたら、自然と音符の箔押しに♪

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2011.12.27

新月-New Moon-に森のリース そして本当のおもてなし

新月の日は、最も願い事が叶いやすいとか。 今年はその新月がちょうど25日のクリスマス。先月オープンしたばかりというhugo’s workshop & alchemy で、冬の間に飾ることができるリース作りのworkshopに参加してきました。LopiのBlogでも何度かご紹介させていただき、Lopiのカスタムメイドのアルバムもご注文くださった、Cucina13Aprileの日高さんご夫婦より、こちらのギャラリーをご紹介いただきました。
一歩足を踏み入れたら、そこはもう別世界・・・。ヨーロッパの森の中のお家の屋根裏にお邪魔したような、まさにそんな雰囲気で迎えてくださいました。


まるで本当の焚火のような、木々で演出されたキャンドル、美術学校などで使われていた家具や、小枝に巻かれたリース作りに使う糸。活き活きとした植物が入った白く愛らしい水差しに、お家で壁に掛ける時のリボン、願い事を書く布に、持ち帰り用のピッタリサイズのペーパーバッグ・・・。とにかく全てにおいて細やかな温かいおもてなしの気持ちが込められたWorkshopは、久しぶりに感性が刺激され、「本当のおもてなし」を五感で感じさせてくれるひと時でした。

 
それぞれの木々、植物には、特有の感触や香りが・・・。触れるごとに森の香りがたちこめ、周りを忘れてしまうほど無心に木々と触れ合う時間。気が付けば、手はモミなどのヤニで真っ黒。


この包みの中には、飾り付けになるシナモンやナツメグなどがいっぱい☆

ギャラリーを紹介くださった日高さんご夫婦の経営するcucina13aprileもまた、エントランスの木々や、レストラン内の空間、お料理、接客全てにおいて「自然体の温かいおもてなし」を感じさせてくれる、心がホッと温かくなるレストラン。大震災後、初めて家族以外の人と外食をしたのもここ。緊張し通しだった最中の、あの時のホッと温まる和やかな気持ちは、まさにご夫妻の「おもてなし」の気持ちがあったからこそ。

奥様が、Ukuleleを習っているシェフのご主人に。と贈られたLopiの楽譜Book。

2012年、そんなおもてなしの気持ちで、Lopiの個展第二回目をお披露目することが出来たら良いです。