2014.1.22

モノが作られるプロセス -signe Chanel-

モノが作られるプロセス。それが舞台であっても、料理であっても、洋服であっても・・・私は本当に心トキメキ、ワクワクしてしまいます。私の母方の祖父は、レザータンナー。私の父は、生前、人形メーカーでした。やはり血なのでしょうか。最近、そんなワクワクするドキュメンタリー映画に出逢い、そのうちの一つをご紹介します。『signe Chanel』 Chanelの洋服、その中でも特別に手のかかる、オートクチュールのコレクションが仕上がるまでを追ったドキュメンタリーです。おばちゃまたちが、雑談したり、文句を言ったり、気分転換にお菓子をつまんだりしながらも、最高レベルの技術でひと針ひと針仕上げていく・・・パリの小さなアトリエ。この人しか今は作れる人がいないという、ガロン職人であり、農場を営むマダム・プージュー。彼女の言葉・・・『人は能力を制限しがちね。人間の限界なんて、自分の思い込み次第よ』 『明日は雨だから、干し草を取り込まなきゃ。シャネルよりそっちの方が大事よ』

2014.1.6

2014 !

今年の東京は、暖かい年越し。そしてお正月三が日でした。皆さまも穏やかな明るい新年を迎えられたことと思います。2014年、Lopiは新作を製作予定です! 今年も皆さまに、「Lopiの商品は持っているだけでワクワクします!」とおっしゃっていただけるようなレザーアイテム作りを目指します。冬バージョンのBookカバーとパスポートケースは、引き続き、各ショップにて販売中です。ぜひお立ち寄りください!Pantelleriaのある青山骨董通りには、今色々なお店が出来ていて楽しいですよ♪
こちらは、昨年友人の小学生のお嬢さんからのオーダーで修復をさせていただいた、壊れていた本の仕上がりです。とても喜んでいただくことができました!今年は依頼があれば、本を修復するお仕事もしていきたいと思っております。

Pantelleria
(青山 骨董通り)
http://pantelleria96.com/
C.A.G.
(千駄木駅近く)
http://www.gris-hat.com/index_02.html


@Pantelleria 青山


@Pantelleria 青山

2013.11.27

小学生からのオーダー -アートBookの修復ー

私の友人が、小学生の娘さんに、「新しいのを買う?」と聞いても断固として「これが良いの!育世ちゃんになおして欲しいの。」と話していたというのを聞き、そんなにもお気に入りの本ならばぜひ修復させてもらいたい。ということで、今回初めて人の大切な本をお預かりして修復・製本をさせていただきました。本のタイトルは『FOOD PLAY』。文字通り、野菜や果物で遊んだアート写真集です。作業の途中もついついページをめくってしまう、遊び心満載の楽しい本です。作業工程を写真でご紹介します。本の解体→生麩のりを煮る→本文と表紙を合体させる見返し用紙→寒冷紗→花布→本の開きを良くするためのクータ→表紙作り・・・。仕上がりは、ご本人に手渡してから掲載いたしますね♪


シミではなく、anemoneペンの影です♪