カラー・ハンティング

先日の180℃の弧を描いた素晴らしい虹。ピカピカに輝いた中秋の名月。暑い夏が過ぎてからの空高い青空。そして夕焼け。この秋は、空を見上げる事が多かったのではないでしょうか。先日、六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催中の“カラーハンティング展”へ行ってきました。その名の通り、365日分の朝の空の色からハントした色で作ったBOOKや、人の肌の色からハントして作った眼鏡、日本各地の水・海水・温泉水などで染めたみずいろハンカチ・・・様々なものからハントした色に触れることが出来ました。Lopiの初めての個展でも、まさにこのコンセプトで、私がハワイ島・マウイ島・オアフ島で目で見、感じてきた色を心の中でハントして、それを帰国してからその色にリンクする革を選び、その革で商品を作り、写真と共に展示をしました。ブルー。と一言で言ってしまえばそれまでなのですが、Big Islandブルー。早朝のマウナケアの空のブルー。というように自分が出逢った色として捉えた時、その色を、特別なブルーとして心に残すことができるような気がします。この秋、みなさんもカラーハンティングしてみませんか?